第1回はこれから作るAIのコンセプトについて書きたいと思います。
ずばりコンセプトは「ローソク足チャート画像で学習」です!!
ずっと株や為替などの時系列データを扱うときは数値データとして機械学習するのが一般的だと思います。
過去30年分のデータを学習して、明日の株価を予測するなどが考えられます。
ですが、ランダムウォークなので基本的に未来予測は不可能です。。
そこで普段わたしたちが取引するときのことを考えると、数値ももちろん見ますが、次上がりそうだな、次下がりそうだなとかはどうやって判断しますか?
そうです。「ローソク足チャート」です。
人間がやっているようにAIにもこのやり方で学習させると明日の価格がわからなくても、今の状態が上昇相場なのか、はたまた転換期なのかなどの判断はできそうです。
AIが新たな傾向を掴んでくれるかもしれません!
楽しみで仕方がありません!!

すごいAIにするぞーーー!!!
開発の手順
千里の道も一歩から!!何かを開発するときにはゴールに向かうステップを決めてあげましょう。
目標は「FXの自動売買AI」です!名前は「HAIKUMA」です!

ハジメマシテ。ヨロシクオネガイシマス。
状況に応じて手法を変えて取引を行っていってくれるといいなと思っています。
開発の手順は以下の10ステップで考えています。
HAIKUMA 開発手順
STEP1. FXの過去データを取得する。
STEP2. 過去データから学習用ローソク足チャート画像を作成
STEP3. 相場状態を分けるためにk-means法で画像を分類
STEP4. 分類した画像を更に自分の目で精査してトレンド名をアノテーション
STEP5. YOLOv5で学習させてみる
STEP6. 新しい画像をYOLOの重みで分類させてみる
STEP7. 上昇/下降トレンドではダウ理論をもとに取引させてみる
STEP8. レンジ相場ならばトラリピで取引させてみる
STEP9. バックテストを実行する
STEP10. 完成!フロントテストで結果報告!
これからステップごとに記事を書いていこうと思います。
どんな結果になろうともやりきることが大切だと思うので絶対完成させます!
完成して初めて「HAIKUMA」はレベル1で生まれてきます。
その後はレベルを上げるために検証して良いものにどんどんしていくつもりです。
YOLOの使い方間違っていると突っ込まれそうですが、お手軽なディープラーニングで触ってみたかったので許してください 笑
ではステップ1に進んでいきましょう。
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